輪行で東北新幹線の那須塩原駅に降り立ち、ここを出発地として「駅 to 駅」のダイナミックな片道サイクリングを楽しむ、「那須塩原輪行サイクリングシリーズ」その１。
那須塩原駅西口からまっすぐと伸びるブルーラインに沿って、路側帯の広い気持ち良い道を山へ向けてスタート。旧会津西街道の風情ある里山の道を経て、清流に沿って続く渓谷が美しい塩原温泉へ。この先はしばらく飲食店がないため、塩原温泉周辺でランチを済ませるとよいでしょう。おすすめは、温泉街のはずれにある昔ながらの食堂「お食事処ひらやま」。定食や丼もの、ラーメンと何を頼んでも美味しく、地元住民に愛されるお店です。
無料化された日塩もみじラインは、平均勾配5〜6%の上り坂が約14km続く山道。その名の通り、11月の紅葉の季節には見事な紅葉を楽しめます。日塩もみじラインは下りも15kmと長く、見通しの悪いカーブがいくつも続きますので要注意。
下り切ったらすぐの龍王峡で、迫力ある滝と断崖絶壁の景色を楽しむのもおすすめです。
鬼怒川温泉駅までは下り基調の快走路。駅の近くのホテルや旅館の日帰り温泉で、汗を流してから帰路につくのも良いでしょう。